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──────────────────────── 2004年 4月27日  第13号
┌──────┐┌┐
│ ┌──┐ │└┘  ミ シ ン の 『 そうだったのか! 』
└┬┘  │ │        〜 ミシンの嘘・ホント、それって常識?!
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                  ◎本メルマガは等幅フォントが最適です

▼ 目次
    ●ごあいさつ
    ●なぜ、ミシンにはアフターの話がつきものになるのか
    ●読者さんからのお便り

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 ■ごあいさつ
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  いつもご愛読いただいているみなさん、こんにちは!
  そして今回からお読みいただいているみなさん、はじめまして!
  島田ミシン商会の嶋田栄司です。

  数あるメルマガの中から選んでいただき、ありがとうございます。
  今後ともご愛読をお願いします。

  このメールマガジンは、
   これからミシンを購入したい、
   ミシンのことをもっと知りたい、
   もっと上手に使いこなしたい…

  そんなホームユーザーのあなたが、誤った知識で後悔しないように、
  ミシンの嘘・ホントの解明を通して、ミシンの常識や活用のヒントをお伝
  えしていきます。

  このメールマガジンが何かの役に立って、今まで以上にホームソーイング
  を楽しんでいただけたら最高です。
  気に入っていただけましたら、お知り合いに転送してすすめてくださいね。

  ▼バックナンバーはこちら
  http://www.shimada-mishin.com/mailmag/backnum.html

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 ■ なぜ、ミシンにはアフターの話がつきものになるのか
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  ミシン購入の際に、必ずと言っていいほど販売店はアフターの事を口にしま
  す。家電製品でもつきものですが、購入する側も、ミシンほどは気にしない
  と思うんですがいかがでしょうか?

  他の家電に比べてミシンの値段は高い印象があります。
  生活必需品ではないからかもしれませんし、安いミシンがあまり使いものに
  なりにくくて、そういう印象になるのかもしれません。

  しかも、よく壊れる印象があるんですよね…

  ハッキリ言ってメーカーや売り手にとっても、そうそう壊れたのでは困りま
  す。不良品ばかり作って売ってることになりますからね。

  それでも、アフターが重要だと語られる。
  壊れやすいから「アフターが必要」なら、家庭製品として成り立たないにも
  関わらずです。

  そこで、今号から数回にわたって、アフターのことを考えてみようかと思い
  ます。


  アフターが必要と言われる理由は、元をたどると下記の2つに起因します。

    1)市場規模が小さいこと
    2)相手(布や糸)に左右される道具であること

  これだけだと、何のことか分かりませんね。
  ひとつ目から見ていきましょう。


  ミシンというと、昔は生産財としての認識が強い物でした。既製品を着るほ
  うがみすぼらしい、生地を買ってきて自分で作った物を着るほうがいいって
  時代があったそうです。今でも仕立ての服は価値ありと言えますから、既製
  品の価値が変わった、というのが正しいでしょう。

  既製品が安くなり、安かろう悪かろうでは無くなってきたため、生活必需品
  としての感覚はすっかり無くなってます。今は趣向品に近い感覚でミシンを
  使う人が増えています。

  テレビが街頭から一家に一台の時代になり、今や一人一台(一人数台?)に
  までなっているのに対し、ミシンがない家が普通といえるほどの状況です。

  一人がいくつもの趣味を持っているのは不思議ではなく、手作りに興味があ
  る方は多くても、全ての方がミシンを使うのではありません。いくつもの趣
  味を持っていたり、ミシンソーイングが好きな方でも、忙しくてなかなか時
  間が取れない方も多いのではないでしょうか。


  加えて、家庭科の授業でもほとんど取り上げられなくなって来ていますし、
  ミシンを触ったことがない方も増えています。

  このままでは市場規模が下がることは容易に想像できも、増えることはなか
  なか考えられない状況です。


  大量生産大量消費がなければ、なかなか値段も下がりませんし、ミシンは高
  い印象のままです。さらに、ユーザーの知識を向上させる行為も減ってしま
  います。

  ミシンに対して、「安物では縫えないのではないか?」というイメージはあ
  るものの、実感できる状況もなかなかないのです。

  結果、違法寸前の商法がまかり通ったり、ミシンの内容がピンキリだったり…

  競争そのものが「限られた市場の中での取り合い」になってしまうことが、
  後ろ向きの意味で、アフターが声高に言われる一因となっていると言えます。

  ハッキリ言ってしまえば、売りっぱなしで安売りするか、
  目に見えないサービスであるアフターを付加価値にして売ることになるので
  す。

  しかし、このアフターの質もいろいろで、単純比較できるか微妙なところで
  す。


  ここまでの話は前提となる状況説明です。退屈な話でごめんなさい。

  でも、市場規模が小さいからこそ起きる弊害が、実は根強くあり、それがま
  た、いろいろな販売方法(集客方法?)と関連が出てくるのです。この点を
  押さえておくと、この後にお話しする内容もよく分かると思いますので。

  次回は、故障修理とアフターの関連についてお話ししていきたいと思います。


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 ■読者さんからのお便り
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  いつもたくさんのメールをいただき、ありがとうございます。
  前回のメルマガの内容についてメールをいただきましたので、
  いくつかご紹介します。

  > さてさて、怪我に注意!ですが。
  > 私、まさに指貫通したんですよ…
  > 厚物を縫っていたので16号の針で押さえを左片押さえにしていたら
  > 左中指をぐさっと…しかも針停止位置を下にしていたので
  > フットコンを上げても下に針が刺さって、縫ってました
  > 不思議に痛くはなかったのですが救急車でした
  > 破傷風の注射(計2回)をし、化膿止めの点滴をし、抗生物質を2週間服用
  > かかった医療費はしめて1万円以上…
  > オーダーの品を仕上げていたのですが、その分の売上はすべて消えました
  > 本当に皆さん気をつけましょうね

  もう大丈夫なんでしょうか。

  裁断関係の仕事をしている方だと、指がなくなっている人は珍しくないんで
  すよね…

  針を交換したり糸通しをするときは電源を切るとか、ミシンから離れるとき
  は忘れずに電源を落とすなど、家庭の中だと、小さいお子さんがいらっしゃ
  る方も多いでしょうから、ユーザーさんも含めて、くれぐれもお気をつけく
  ださい。


  > 一時期古着のリメイクを始めて、知り合いのお店に置いてもらっていたの
  > ですが、つわりの時期が来て結局出来なくなってしまいそのまま自然消滅
  > に・・・。良い知らせができる日が来るかな〜と思っていたのですが、
  > 商売を甘く見ちゃ〜いけませんね!
  > でも、知り合いに頼まれたり、友達の入園グッズやら息子の服、自分の服、
  > シュプールは大活躍です、本当に数え切れないほどこの一年で作りました。
  > 今は、我が家のリビングのカーテンを製作中です。終わったら夏に生まれ
  > て来る第二子のためにとあれこれ考えてます。
  > メルマガにあった読者さんの様に私もいつか何か形に残るようになれたら
  > と思っています、まだ(?)30代ですし子育てしながら頑張ります。

  それは残念でした…
  でも、お金に換わることだけが全てじゃないですし、お友達から頼まれるこ
  と自体、嬉しいですよね。

  作品に込められたサイドストーリーが、価値を引き立てることもあります。
  今からでも遅くないので、見せ方を工夫するとすぐ売れちゃうかも?!



  ご紹介できませんでしたが、その他にも何通かメールをいただきました。
  ありがとうございます。すっごく嬉しいです。
  これからもどうぞ、よろしくお願いします!


  ◆ご意見・ご質問・体験談など、どんな些細なことでもかまいませんので、
   メールをください。おもしろいと思ったものは、このメルマガでご紹介し
   たいと思います。
   → mag@shimada-mishin.com

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ミ シ ン の 『 そうだったのか! 』
 〜 ミシンの嘘・ホント、それって常識?!

【発行者】島田ミシン商会 嶋田栄司
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編┃集┃後┃記┃
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  ハッと気が付いたらもう4月も終わり…
  今月はいったい何をしてたんだろう…

  やりたいことが、いっぱいいっぱいあって、
  ちょっとずつ形にできそうな気がしてきた気もしますし、
  いっこうに進んでない気も…(汗)

  そういうときもあるかなと前向きに考えることにしてます。


  今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
  次回は5月18日の発行予定です。ではでは。
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