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──────────────────────── 2006年10月31日  第32号
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│ ┌──┐ │└┘  ミ シ ン の 『 そうだったのか! 』
└┬┘  │ │        〜 ミシンの嘘・ホント、それって常識?!
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▼ 目次
    ●ごあいさつ
    ●楽に、キレイに縫うために

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 ■ごあいさつ
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  いつもご愛読いただいているみなさん、こんにちは!
  今回からお読みいただいているみなさん、はじめまして!
  数あるメルマガの中から選んでいただき、ありがとうございます。
  島田ミシン商会の嶋田栄司です。

  このメールマガジンは、
   これからミシンを購入したい、
   ミシンのことをもっと知りたい、
   もっと上手に使いこなしたい…

  そんなホームユーザーのあなたが、誤った知識で後悔しないように、
  ミシンの嘘・ホントの解明を通して、ミシンの常識や活用のヒントをお伝
  えしていきます。

  このメールマガジンが何かの役に立って、今まで以上にホームソーイング
  を楽しんでいただけたら最高です。
  気に入っていただけましたら、お知り合いに転送してすすめてくださいね。

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 ■ 楽に、キレイに縫うために
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  家庭用ミシンの最大の長所は、1台で服1着が作れる縫い目が揃っているこ
  とです。

  直線縫いはもちろんのこと、ジグザグ縫いは布端のホツレ止めや伸縮素材に
  も活用できますし、何よりボタンホールがキレイに縫えるのは、ジグザグ縫
  いができるミシンならではのことです。

  しかし1台多機能にすれば、弊害もあります。各縫いの専用ミシンと家庭用
  ミシンで個別の縫い能力を比較すると、どちらが優れているかは明らかです。

  1台多機能である家庭用ミシンに多くを求めるには、自ずと限界があること
  がわかります。


  自分が縫いたいものが、あまり苦労せず、そこそこキレイに縫えれば十分で、
  プロ品質までは要求していない方がほとんどでしょう。「趣味で使うのだか
  らこの程度」と、ユーザー自身で線引きをしてしまっていることもあります。

  しかし残念なことに、このことが後々の不満につながっていきます。


  例えばジーンズの裾上げひとつをとっても、すんなり縫えるためには、工業
  用でしかも厚物仕様のミシンが必要になります。それでも、脇縫いにかかる
  段部では一工夫必要になります。

  何オンスのデニムなのか、新品か使い古したデニムなのかでも質感が変わっ
  ていますので、同じようには縫えません。スラックスの裾上げとは注意する
  ポイントも違います。

  うまくいかない原因がミシンにあるのか、素材にあるのか、ユーザーの技術
  や知識にあるのか、経験の少ない段階では容易に判断できないものです。


  縫い上がり品質を見る目も、経験を積めば厳しくなっていきます。最初は十
  分と感じていても、不満を感じるようになるかもしれません。

  誰かが「このミシンで十分」と言ったとしても、ユーザーの技術も含めた条
  件が同じでない限り、単純に自分自身に当てはめることはできません。

  ユーザーのレベルによって、必要なミシンの特性は変わるものです。


  職業用ミシンや家庭用ロックミシンは、専門性こそありますが、あくまで家
  庭用製品です。縫製物の内容にもよりますが、仕事として使用するのであれ
  ば、工業用ミシンを検討するのが筋です。

  仕事で使うか趣味で使うかを分けるのは、ミシンの値段でも無ければ、専用
  ミシンか多機能ミシンかの二者択一でもありません。

  一般家庭において、現実性のある範囲で、楽にキレイに縫える状況を考えな
  ければなりません。

  多機能な家庭用ミシンで広くカバーしながら、直線縫いは直線専用の職業用
  ミシンを、縁かがりには縁かがり専用のロックミシンをと、状況に応じて、
  特性の違う複数の専用ミシンを使い分けることを前提にすることが、楽にキ
  レイに縫える第一歩です。



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ミ シ ン の 『 そうだったのか! 』
 〜 ミシンの嘘・ホント、それって常識?!

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編┃集┃後┃記┃
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  最近、糸の取扱を始めました。
  http://www.shimada-mishin.com/attachments/thread/thread.html

  モニター環境と現物では、色のイメージが変わること、
  針やアタッチメント類と負けず劣らず種類が多いこと(在庫増えすぎ)、
  糸は専門の糸屋さんがいらっしゃることなど、
  いろんな理由で扱わなかったんです。

  でも、ミシンの調整や針選択に加え、
  糸もメーカーや種類を一考することでトラブル解決につながったり、
  イメージ通りの仕上がりになるケースも少なくないんですよね。

  メーカーや糸屋さんから、製品のことをいろいろ教えてもらうと、
  今までバラバラだった知識がつながる部分も多くって。

  弊店購入ユーザーさんへのアフターサポートの気持ちで、
  ご希望とあれば販売できるようにしました。
  工業用糸なら、1本から入手できるものもありますので、
  お急ぎでなければご相談くださいませ。


  今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
  年内に、もう一回発行する予定です。
  それではまた。
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